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新型コロナウイルスとの闘いで重要な役割を果たす米国の海事組合

30 Mar 2020
米国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、政府の拡散防止策を支援するために海事組合が奮闘している。

 先週、米政府は海軍病院船「マーシー」と「コンフォート」をロサンゼルスとニューヨークに派遣した。

 新型コロナウイルスの感染者急増で、両州の病院の収容能力は間もなく限界に達する見込みだ。2隻は病床1000床を有する。

 これらの病院船には民間の船員が乗り組み、運航や貨物の揚げ積み、設備の修繕の補助等を行っている。彼らはITFに加盟するSIUMEBAMMPが組織している。

 「米国の船員組合は、必要とされる時に支援・救援を行う長い歴史がある。今回も例外ではない。この危機を克服するために、政府や業界と協力していく」とITF船員部会議長を務めるSIUのデビッド・ヘインデル財務部長は語った。

 ITF加盟港湾労組のILWUILAも政府の取り組みを支援している。27日、ILWUの第13支部、第63支部、第94支部はマーシーの入港を歓迎し、接岸業務に就いた。

 ILWUの港湾労働者、機械工、港湾事務員、フォアマンは、サプライチェーンの最前線で働くヒーローだ。経済や貨物の動きを止めないために、日々奮闘している。ロサンゼルス港での協力は、新型コロナウイルス対策へのILWUの協力の一部に過ぎない」とITF港湾部会副議長を務めるILWUのウィリー・アダムス委員長は語った。

 コンフォートは30日にニューヨーク市に到着する予定だ。ILAが出迎え、救援活動を支援する。

 「このパンデミックにおけるILA組合員の献身的な姿勢に感銘を受ける。我々は港を開け、救命隊員を支援し、必要物資を届けるという目標を共有している」とILAのハロルド・ダゲット委員長は述べた。

 病院船に協力する米国の海事組合だけでなく、世界の船員組合と港湾労組はサプライチェーンを維持する上で重要な役割を果たしている。自身や家族への感染リスクにもかかわらず、重要な医薬品や物資の運搬を担っている。

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