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安全

交通運輸労働者の生活を守る

毎年、何千人もの交通運輸労働者が仕事中に命を落としています。さらに数百万人が、ネグレクト、ハラスメント、強要、暴力にさらされたり、衛生設備を安全に利用できるといった基本的なニーズさえ満たされない環境で働くことを余儀なくされたりしている結果、予防可能な傷害・疾病が発生しています。職場の安全基準が無視され、交通運輸労働者の生命、健康、安寧が危険にさらされ続けています。

ITFの立場

労働者の命を守り、怪我を予防し、安全な職場を要求することは、労働組合運動の中心であり続けてきました。今後もそうあり続けるでしょう。ITFの最優先課題は、労働者の命と生活を守り、労働安全衛生基準の設定に労働者の意見を反映させることです。

 

 

重要課題

 

  • 生活、健康、安寧を大切にする
  • 安全でディーセントな職場をつくる
  • 暴力とハラスメントを追放する

の連絡先

Eメール

すべての労働者の安全衛生をどう守るか?
労働者の生活、健康、幸福を重視する

ITFは企業や政府がすべての労働者の生活、健康、安寧を大切にし、それらを積極的に支援することを要求しています。これには、下請会社や不安定な非標準型の雇用形態の労働者に健康・保健サービスを提供することも含まれます。

ニュース 17 Dec 2021

航空業界に漂う新たな暗雲は途上国軽視のワクチン配分の結果

 今日は国際民間航空デー。経済回復や気候変動の問題に目を向けなければならないところだが、世界の航空業界や航空業界は依然としてコロナ禍の壊滅的な影響に苦しんでいる。  一部の富裕国は、コロナ禍を世界的な緊急事態として対応する前に、独自のワクチン接種計画を進めてきたが、残念なことに、今、新たな変異株の拡大が航空業界の脆弱な回復を脅かしている。  そして、労働者がその代償を払わされている。
ニュース 15 Oct 2021

変化の時:メンタルヘルスは共同責任

2021年10月10日(日)の世界メンタルヘルスデーに、ITFは交通運輸部門全体の利害関係者に、全ての労働者のメンタルヘルスを優先させる共同責任を認識するよう促した。 ITFは、政労使や交通運輸業界の国際機関を含む全ての関連する利害関係者の既存の取り組みを相乗的に活用し、協調的アプローチを取ることで、共通の理解を醸成し、現実的かつ持続的な変化を牽引する行動計画を策定することを呼びかけている。
85%の人が、自国政府が交通運輸労働者を保護するために安全衛生法を改正することを望んでいます
安全かつディーセントな職場環境をつくる

安全な職場は労働者の基本的権利です。だからこそ、ITFは国際政策策定の場において労働者の安全衛生を守る国際基準を提唱しています。

また、組合の安全衛生代表を通じて労働者を保護することを要求するとともに、加盟組合が地域および国レベルでオルグや運動を展開するのを支援しています。

ニュース 09 Mar 2022

2022年国際女性デー:ITFが「衛生に対する権利のツールキット」を作成

 ITF は 2022 年の国際女性デーに合わせて 「衛生に対する権利のツールキット」 を作成、発表しました。 #IWD2022  ツールキットには 交通運輸労働者が衛生に対する権利を勝ち取るために役立つリソース (健康リスクに関する情報、交渉担当者のためのチェクリスト、連絡先等)が盛り込まれています。  衛生に対する権利は人権です。しかしながら、交通運輸労働者は長きにわたり
ニュース 記者発表資料 14 Mar 2022

アイルランドの欠陥だらけの労働許可制度のもとで蔓延する長時間労働文化が移民漁船員の怪我を招く

労働文化が移民漁船員の怪我を招く 移民漁船員が被った怪我の多くが、現在、見直されている問題のある労働許可制度によって誘発される過度な長時間労働文化に起因している。 アイルランドで国際運輸労連( ITF )のキャンペーン責任者を努める マイケル・オブライエン は、漁船員はそもそも安全ではない法定労働時間以上の労働を強いられているが、解雇されたり、怪我のために仕事ができなくなった場合
一人に対する攻撃は全員に対する攻撃です
暴力とハラスメントを追放する

職場の安全を確保するためには、暴力、ハラスメント、強要があってはなりません。ITFは暴力とハラスメントに関するILO190号条約の批准を促進し、職場から暴力やハラスメントを追放する責任を使用者に負わせるしくみを確保する運動を展開しています。

87%の人が、自国政府が交通運輸労働者を暴力やハラスメントから守ることを望んでいます。
CREATING A BETTER FUTURE FOR WORKERS
現場の声
現場の声
ニュース 25 Dec 2023

紅海での商船攻撃を受け、船員の安全を訴える

 2023年12月19日発信  国際運輸労連 (ITF) は、紅海での商船攻撃を受け、船員の安全を最優先させることを求める。   ITF は、マースク、ハパッグロイド、 MSC 等の大手海運会社が航路を変更し、船員の生命に対する危険を回避していることを認識している。   英石油大手 BP や石油タンカー大手 フロントラインが 紅海海域の航行を一時的に見合わせたというニュースを歓迎する。  
ニュース 記者発表資料 05 Apr 2022

もう黙ってはいられない:限界に達するタグボート労働者

2022 年3月 29 日 ロンドン / ブリュッセル  昨年、 トロイ・ピアソンとチャーリー・クラッグ は、氷のように冷たい強風の海で、リオティント発電所に向かうはしけを曳航しているときに命を落とした。 二人は危険な状況下で働くよう圧力をかけられていた。  ITF は3月28日 、ピアソンの死とタグボート業界の人的コストをめぐる危機的状況を明るみにする短編映画「警鐘を鳴らすタグボート労働者
ニュース 記者発表資料 14 Mar 2022

アイルランドの欠陥だらけの労働許可制度のもとで蔓延する長時間労働文化が移民漁船員の怪我を招く

労働文化が移民漁船員の怪我を招く 移民漁船員が被った怪我の多くが、現在、見直されている問題のある労働許可制度によって誘発される過度な長時間労働文化に起因している。 アイルランドで国際運輸労連( ITF )のキャンペーン責任者を努める マイケル・オブライエン は、漁船員はそもそも安全ではない法定労働時間以上の労働を強いられているが、解雇されたり、怪我のために仕事ができなくなった場合