組合の構築」とは、労働者の力の構築というITF全体の目的を支えるためのオルグ、交渉、キャンペーン能力に加え、持続可能な組織としての能力を備えた民主的で力のある組合を構築することです。

我々の活動
組織としての能力が高い組合は、執行部が効率的で、透明性の確保された、持続可能な組合運営を行うことができます。また、組合運営の一環として、ジェンダーの意識啓発や指導者の養成も行うことができます。このような執行部は、オルグや交渉能力を向上させ、組合員を積極的に動員し、自分たちの利益のために闘うことができるのです。
労働者の力の強化を目指すITFの戦略を支える、「組合の構築」プロジェクトは、各部会・地域・部署の活動の一環として計画され、ターゲットとする組合を戦略的に選択しています。組合が存在しないところに新たな組合を設立したり、既存の組合をより強化したり、小規模組合を統合して、より大規模な強力な組織にしたりしています。
プロジェクトとサポーター
TFの活動は、シンガポール大会の決定事項に基づいて実施されています。
シンガポール大会では、「組織人員を拡大し、活性化する」「革新的な運動(キャンペーン)展開」「グローバルおよび地域レベルの政策に影響を及ぼす」の3つの戦略的方向性が確認されました。4つのレバーも引き続きITFの活動の基盤となっています。
全てのプロジェクトは、明確な目的をもって、厳しい管理体制の下に実施されています。中南米、アフリカ、アラブ、アジア太平洋地域で実施されているこれらのプロジェクトは、ITFのほぼ全ての産別部会、女性部、青年部の活動を支えています。
「組合の構築」プロジェクトの多くは、ITFのパートナーであり、以下に紹介する労働組合連帯支援組織の支援の下に実施されています。
私たちに影響を与える問題や、労働者の生活と未来の向上を目指す私たちの活動に関する最新ニュースをお届けします。
国連「パレスチナ人民連帯国際デー」にあわせて ITF「パレスチナ連帯基金」を設置
ITFはガザおよびイスラエルにおける暴力の激化を非難し、即時停戦と政治的解決を求める
カンタス航空の1,700人の解雇に違法判決
モロッコで巨大地震発生 ー ITFが連帯を表明
連帯 - ITFの最初の100年
航空の ニューディール 政策
航空は今、危機と混沌の間で揺れ動いている。 コロナ禍は経済的不平等を悪化させ、航空労働 者は世界的な閉鎖の最前線に立たされた。入国 制限が解除され、コロナ禍からの回復がようや く始まったところだが、フライト需要や乗客が 増え、数十年前から存在する歪み -経営側の強 欲と誤った管理・運営によって生じた歪み-が 露呈した。
政策提言: ITFサプライチェーン原則
ITF サプライチェー ン原則は、政府や投資家、特にサ プライチェーンの輸送部分の多国 籍企業や顧客(これらをまとめて 「サプライチェーン・アクター」とい う)がサプラチェーンの安全性、公 平性、持続可能性を確保するため に ITF および ITF 加盟組合といかに 協力しなければならないかを規定 している。