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適切な衛生施設は労働者の重要な権利

05 Dec 2022

 「世界トイレデー」は、労働者が適切で安全な衛生施設を利用できるようになるまでには、まだまだ時間がかかることを思い知らされる日である。

 世界中の何百万人もの交通運輸労働者、特に女性交通運輸労働者は、トイレに行くという簡単なことがほぼ不可能な職場で働いている。

 清潔でない、安全でない、利用できない、あるいは単に存在しない。いずれにせよ、労働者は健康上の深刻なリスクと背中合わせで働いている。

 一方、世界の交通運輸労組や ITF加盟組合は、ITFの衛生ツールキットの力をかりながら、適切な衛生施設を利用する権利を要求する闘いを先導している。

 このツールキットは、交通運輸労組の衛生施設改善運動を支援するための包括的かつ双方向的な資料である。組合がより良い条件を勝ち取るために必要なすべてが盛り込まれている。組合の運動の成功事例も紹介している。

 ITFは今年の世界トイレデーに合わせて、このツールキットを英語以外の多くの言語で提供する。フランス語版スペイン語版ポルトガル語版ロシア語版ヒンディー語版が利用できる。

 ITFのジョディ・エバンス女性・ジェンダー平等部長は次のように語った。「安全・安心な衛生施設を利用する権利が否定されることがあってはならない。しかしながら、この最も基本的な権利を使用者任せにできないことは明らかだ。このことは、特に女性労働者にとって、深刻かつ構造的な障壁である。

 交通運輸労組やITFにとって非常に重要なこの問題に関して、より多くの組合に参考資料を提供できることをうれしく思う。

 適切な衛生施設の安全利用はすべての労働者にとって不可欠であるが、特に女性交通運輸労働者にとっては切実な問題である。

 障壁を取り除き、すべての労働者の尊厳と安全を確保するためには、世界中の組合が条件改善を要求する運動を展開することが重要だ。

 ITFは本日、公共交通労働者の体験や、安全で清潔かつ適切な衛生施設を利用できない彼らの日常を紹介する別の報告書も発表する。

 報告書「衛生の権利は人権である:公共交通労働者の声」は、職場の衛生状況を改善し、公共交通労働者が適切な衛生施設を安全に利用できるようにするために必要な対策を明らかにしている。

 報告書の全文はこちら