ニュース
新型コロナウイルスの労働者への影響について考察する特別番組の第4回目。ITFのルワン・スバシンゲ法務部長がILO労働者活動局(ACTRAV)のマリア・ヘレーナ・アンドレ局長に聞いた。
マリア・ヘレーナ・アンドレ局長がコロナ禍におけるILOの役割、労働者の権利に対する脅威、仕事の世界はどのように変わるかについて語った。
「一からやり直す必要はない。我々は、労使対話がディーセントワークのカギであり、ディーセントワークがどのようなものかを知っている。全ての人に社会保障、医療保障、失業保険、有給の病気休暇の権利を確保する必要がある。これらは強固な労使対話や労働組合を基盤に実施されなければならない」
「今は労働組合にとっても試練の時だ。組合はより多くの人にサービスを提供する必要がある。インフォーマル経済の労働者がその一例だ。労働組合が基本に立ち返る機会ともいえる」
ITFのポッドキャスト番組「All Over The Place(あらゆる場所に)」は、「Apple Podcasts」や「Spotify」で視聴できる。
ITFの新型コロナウイルス対応の詳細は こちらへ。
Related content
ニュース
新型コロナウィルス: 世界各国の政府と企業に対するITFの要求
世界は新型コロナウィルス感染症の拡大で未曽有の課題を抱えている。世界中の政労使が協力し、被害を最小限に食い止めなくてはならない。 交運労働者はサプライチェーンを連結させ、世界を動かし続ける世界経済の活力の源であり、新型コロナウィルスの対応策を成功させるためになくてはならない存在だ。 船員、港湾労働者、トラック運転手、倉庫労働者、配送運転手などの交通運輸労働者は、必要な物資を必要な人に届けるべく
ニュース
ポッドキャスト:新型コロナウイルスがイフォーマル部門の労働者に及ぼす影響
ポッドキャストの 特別番組で、ITF のアラーナ・デーブ都市交通ディレクターが、新型コロナウイルスが公共交通労働者に及ぼす影響について、ダン・ミハディに聞いた。 ケニア運輸合同労組( TAWU )のダン・ミハディ書記長が、ナイロビの日常生活の変容と、 TAWU の公共交通労働者が直面する課題について語った。 書記長は、将来に希望を抱いているとし、次のように述べた。「コロナ危機をきっかけに
Post new comment