Skip to main content

ベルギーのデリバルー配達員が正義を要求

ニュース

 52829日にITF本部で開催されたライダー・フォーラムを経て、ベルギーの労働者グループCollectif des coursier-e-s / KoeriersCollectiefが、料理配達のデリバルーに正義を要求するデモを行った。この労働者グループは、ITF加盟ABVV-BTBから支持されている。 

 ABCVV-BTBのスティーブ・スチュアートは、「我々は労働者搾取に反対する。配達員が自身の契約を選択し、自転車や携帯等、仕事に必要な全てのものを貸与されるよう、デリバルーとの交渉を求めている」と述べた。

 世界中の何百人もデリバルーのライダー(バイクや自転車の配達員)が権利を求めて抗議運動を実施している。いくつかの国では、労働条件をめぐる訴訟も発生している。

 ITFは、ライダーの条件向上と会社の責任追及のために闘う全ての加盟組織を支援する。

 ITFのベイカー・クンダジ青年部長はライダー・フォーラムの後、次のように語った。「若年労働者は不安定雇用の割合が高い。我々は、労働者搾取が蔓延っている新しい分野に目を向ける必要がある。デリバリーライダーは、国にかかわらず、似たような問題を抱えている。ITFはギグエコノミーに対する国境を越えた対応を加盟組合と共に調整している。全てのライダーはディーセントな労働条件を与えられる権利がある。また、全てのライダーは「ユニオン・ライダー(組合員のライダー)#UnionRider」であるべきだ。

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース

観光労働者アライアンスによるESG報告書:持続可能な観光産業の未来を確保するため、早急な労働・人権改革を要求

ロンドン -2024 年 9 月 27 日 - 国際運輸労連 (ITF) と国際食品労連 (IUF) の共同の取り組みの観光労働者アライアンスが、旅行・観光業における環境・社会・ガバナンス (ESG) の動向、予測、リスク、機会に関する画期的な調査報告書を発表した。  労働組合、企業、投資家、規制当局など、業界全体の多角的視点に基づき、報告書『 なぜ ESG の 「 S 」が重要なのか?:旅行
ニュース

LGBT+の労働者は組合に誇りを持っている

 「一人に対する攻撃は全員に対する攻撃だ」 この原則は交通運輸産業の労働者を含む世界中の労働者の運動を何世代にもわたって鼓舞してきた。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、その他クィアの労働者は、労働組合運動において常に重要な役割を果たしてきたが、近年になってようやく、彼らの貢献と彼らが職場で直面している問題が認識されるようになった。  ITF はまず
ニュース

チリの労働運動に大きな打撃

 国際運輸労連 (ITF) はチリの全国鉄道旅客貨物輸送労連 (FNTF) のホセ・ ボニン委員長の死去にショックを受け、悲しみに暮れている。  ボニンは 6 月 20 日未明、列車二台の正面衝突事故の犠牲となった。銅 1,346 トンを積載した貨物列車を運転していた。  初期の報道によると、チリ国鉄 (EFE) の試運転列車と私鉄フェパサの貨物列車が衝突した。  ITF のスティーブ