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グローバル気候変動ストライキ(2019年9月20日、9月27日)

ニュース

201810月のITF世界大会を受け、世界中の青年労働者が「気候変動の危機」を最優先事項とするよう、改めて要請しています。   

「未来のための金曜日」運動や「温暖化対策を訴える学校ストライキ」などの力強い連帯行動を取ることで、青年たちは世界中の多くの人々を覚醒させています。私たちが危険な転換点へと進み、破滅的な気候変動危機への対応を迫られる中で、青年たちが世界中の何百人もの市民に対し、国連気候行動サミットの直前の920日と、927日の2日間、通常業務をストップすることを呼びかけています。

 国際運輸労連(ITF)の青年委員は、今月、どのような形であれ、気候変動のために行動を起こす人たちを応援します。我々はあらゆるステークホールダーと力を合わせ、警鐘を鳴らし、政治家や政府、グローバル企業に対して「通常どおり」はもはや選択肢にないことを示していきます。各国政府がそれぞれに目標を高め、労働者とその家族、地域社会を保護するための「(低炭素社会への)公正な移行」計画案を策定しなくてはなりません。

 今こそ、環境的に持続可能な万人のための経済と社会への公正な移行を支援するために連帯し、動員することを、労働運動に参加する全ての青年と仲間に求めます。会社が確実に業界や職場で気候変動対策を取らせるようにしましょう。

 持続可能な交通運輸システムへの移行は、人間らしい雇用や青年労働者の権利確保の実現など、より良い社会を万人のために築く機会であるとITFは考えます。

 ITF青年委員会は、このサイトで紹介されている、世界の何百人もの労働者の声に同調します:青年主導の「気候変動ストライキ」に応える世界の組合

 気候変動は待ったなしです。私たちも待つことはしません。

地球が死滅すれば、仕事も存在しなくなります。

 

現場の声

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南米大陸横断回廊のトラック運転手を保護するILO勧告

南米大陸横断回廊の道路運送を持続可能にする画期的な勧告を ILO が発表  この ILO 勧告 は南米大陸横断回廊を走行するトラック運転手の労働条件・安全衛生向上のための具体的な計画を示したもので、南米の ITF 加盟組合、使用者団体、各国政府の合意の成果である。  チリ、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを横断するこの回廊は、輸送コストの削減と雇用機会の拡大を通じて
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ITFの女性が世界を動かす!

ジェンダー平等が約束ではなく、実践される世界を築く  2024 年 10 月の大会での選出以降、初の女性委員会が今週2日間にわたり開催され、活発な議論と意見交換を経て、向こう5年間の優先事項が確認された。  連帯と女性のリーダーシップというテーマがすべての議論に貫かれ、女性交通運輸労働者のために成果を実現し、強力で平等な組合を構築する活動計画の基礎が固められた。  ジェンダーに起因する賃金格差