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ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)パイロットのスト

12 Sep 2019
記者発表資料
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のパイロットによるストは、航空会社の利益を労働者に公平に分配しなければならないことを示している。

 ITF加盟英国航空操縦士協会(BALPA)とBAとの賃金交渉が決裂し、BAパイロットは9月9日と10日にストを実施した。BAを所有するインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が大幅な利益を出しているにもかかわらず、BALPAの賃上げ要求が拒否されたことが主な要因だ。

 ここ十数年間、民間航空業界は不況に陥り、一部の航空会社は倒産に追い込まれた。この間、BALPAを含む航空労組は、使用者側と建設的な関与を続け、経営安定化のための賃金・労働条件切り下げに合意してきた。

 しかし、多くの航空会社が利益を回復させる中、各社経営は利益に見合った賃上げを実施し、これまでの労働者の善意に応えることを拒否している。昨年、BAは20億ポンドの利益を計上した。BALPAは、BALPAの賃上げ要求を満額実施したとしても、会社の負担は500万ポンドに過ぎない、交渉次第で譲歩の余地がある旨、再三主張してきたと述べている。

 経営側が交渉を拒否し続けているため、パイロットの93%が、9月9日、10日、27日のストに賛成票を投じた。この投票は1月まで有効だ。BALPAは、争議解決の目途が立たなければ、さらなるストを発表するとしている。

 ITF民間航空部会のガブリエル・モチョ・ロドリゲス部長は、「組合が譲歩するものの、経営は強硬な姿勢を取り続けるという、お決まりのパターンが繰り返されている。経営状況が悪い時、労働者は会社の生き残りのために悪い条件を受け入れ、会社役員の首はつながる。一方、経営状況が良い時、経営陣は利益を労働者に分配することを拒否する」

 「ITFは、BA経営に交渉のテーブルに戻るように要求するBALPAを支援する。また、スタッフトラベル(航空券割引)制度の停止等、経営側の報復措置を非難する。ストが重なるごとに、会社は多額の損失を出し、乗客は迷惑を被る。これらは全て、交渉で解決できることだ」

 

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