Skip to main content

IBFの新「港湾労働者条項」実施まであと半年

ニュース 記者発表資料 24 Jun 2019

 海運産業の使用者グループ、JNGとITFは、港における船舶の荷役作業に影響を与える、新協約の遵守を関係各社に強く要請している。

 2018年2月の前回の国際交渉フォーラム(IBF)交渉で合意されIBF協約は、2019年1月から全IBF船に適用される。ただし、「港湾労働者条項(Dockers Clause)」は例外的に2020年1月1日から適用される。

 改定された「港湾労働者条項」は、港湾における貨物荷役の手続きを定めるもので、船員の安全性と港湾労働者の仕事を行う権利の確保を目的としている。

 2018年2月に新IBF協約が合意された際、改定「港湾労働者条項」が、荷役業者やチャータラー、その他のサードパーティーとの既存の取り決めに大幅な変更を強いる可能性が認識され、バルト海、カナダ、北欧、西欧(地中海は除く)に就航するコンテナ船に適用される関連協約の当該条項の実施に関し、2020年1月1日までの猶予期間が設けられた。 

 JNGとITFは、改定「港湾労働者条項」を関係各社に通知し、2020年1月1日の完全実施に向けて、具体的な措置を講じるよう強く呼び掛けている。

問い合わせ

IMEC:アダムルイス(adam.lewis@imec.org.uk、+ 44(0)20 7680 8682)

ITF:ルーク・メンジーズ(Menzies_luke@itf.org.uk、+61(0)433 889 844)

 

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース 26 Apr 2024

全インド鉄道員連盟100年の歩み

国際運輸労連( ITF )は、今日( 2024 年 4 月 24 日)、創設 100 周年大会を開催する全インド鉄道員連盟( AIRF )に祝辞を述べる。 AIRF の 100 年にわたる歩みは、 1974 年に 170 万人の鉄道員が 20 日間にわたるストライキを実施するなど、苦闘の末に勝ち取った成果に満ち ている。 このストライキは政治問題へと発展し
ニュース 記者発表資料 15 Feb 2024

ILAの職域闘争勝利を祝う

 北米東岸港湾の労働組合である国際港湾労働者協会( ILA )が、ニューロンドン(米コネティカット州)のオーステッド社洋上風力発電事業をめぐる職域闘争で勝利したことを歓迎する。  ITF のパディ・クラムリン会長は次のように語った。 「これは ILA 、 ILA 第 1411 支部、そして ILA 組合員全員にとっての記念すべき勝利だ」「揺るぎない連帯と戦略的行動に支えられた 8 カ月間の闘争は
ニュース 14 Feb 2024

インドネシアで違法解雇された空港労働者が勝利

Gebuk 労組は、航空ケータリング会社アエロフード・ケータリング・サービス・インドネシアにコロナ禍で違法解雇された労働者に補償金を支払うことを約束させ、組合員のために大きな勝利を確保した。 ITF 加盟のインドネシア空港労連( FSPBI )に加盟 する Gebuk 労組は、ジャカルタ空港で働く航空ケータリング業務委託企業の労働者組合だ。 同労組は 2 月 6 日に大規模デモを行ない