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IBF、ホルムズ海峡内のリスクゾーンの一時拡大に合意

15 Aug 2019
記者発表資料

過去3か月にわたるオマーン湾、特にホルムズ海峡での船舶襲撃事件を受け、国際団体交渉協議会(IBF)は今朝、ホルムズ海峡を一時的な拡大リスクゾーンに指定した。すなわち、リスクゾーン内を通航し、攻撃を受ける可能性のある船員は、ボーナスと、倍額の死亡および障害補償を受ける権利がある。

過去数週間にわたり、IBF軍事行動区域委員会で議論を重ねてきた結果、合意に至った。同委員会では、当該海域の状況と海運に影響するリスクについて注意深く観察してきた。

議論終了後、使用者側合同交渉グループ(JNG)の赤峯浩一議長は次のように述べた。 「この種の議論は決して容易に進まないものだ。5月と6月にオマーン湾で攻撃が続いた時、同海域で迅速にリスク領域を指定する必要性を誰もが感じたが、こうした事態が発生した際には、一歩下がり、海運に対する真の脅威が何であり、最適な対処法は何なのかを冷静に評価することが重要だ。 JNGは、ホルムズ海峡を通航する船員の不安に適切に対応できるリスクゾーンを導入できたと確信している」

 国際海事使用者委員会IMEC)のベラール・アフメッド議長も、「ホルムズ海峡は、主要海運ルートであり、現在メディアの焦点となっている石油タンカーだけでなく、例えば、ドバイのジェベルアリ港以遠へ運航するコンテナ船にとっても重要な輸送ルートだ。使用者協会として、この地域でさらなる危険に晒される可能性のある船員に安心してもらうことが重要だった。現在、拘束されている船員を即時解放するよう要求する」と補足した。

ITF船員部会のデイブ・ハインデル議長も次のように述べた。「今は海運界、とりわけ家族を養うために働く船員にとって辛い時期だ。厄介な政治問題であり、これまでは石油タンカーと英国籍船しか攻撃を受けてはいないが、IBFがリーダーシップを発揮し、当該海域を通航する船員の不安に対応すべく迅速に動くことがITFの希望だった」

「交渉相手の使用者が組合側の要求に前向きに対応し、今現在、ホルムズ海峡を通航する全ての船舶と船員が直面し得る潜在的リスクを考慮してくれたことを嬉しく思う。ITFは当該海域の問題鎮静化と船員の解放を引き続き求めていく」

新たな拡大リスクゾーンの座標は以下の通りだが、アラブ首長国連邦、オマーン、イランの主要海岸線から3海里以内の海域は除外する:

  • 西側: イランの Ra's-e Dastakan (26°33'N – 55°17'E)から南へUAEのJaztal Hamraの灯台 (25°44'N – 55°48'E)を結ぶ線(ペルシア湾が共通限界線)。
  • 東側: オマーンのRa's Līmah (25°57'N – 56°28'E)から東へイランのRa's al Kūh (25°48'N – 57°18'E)を結ぶ線(アラビア海が共通限界線)

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