下に署名した国際産別組織(GUFs)は、最近の、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃、特に民間人の死傷や学校・医療施設を含む重要公共インフラの破壊をもたらした空爆を非難する。
こうした行為は国連憲章と国際人道法に対する重大な違反であり、人的犠牲の圧倒的多数が労働者階級に押し付けられる紛争を、さらに激化させるものだ。
労働者、民間人、公共機関は決して軍事作戦の標的とするべきではない。学生、教師、教育関係者の殺傷、学校や病院などの保護すべき民間施設の破壊は許されるものではなく、断固として非難されねばならない。
GUFsは、イランによるその後の報復攻撃にも懸念を抱いている。武力紛争がエスカレートすれば、より深刻な不安定性につながり、民間人の生命は脅かされる。既に、港湾、空港、海上で働く移民労働者や交通運輸労働者が、当該地域全体に広がる武力衝突により死傷しているが、彼らがさらに激しい武力攻撃に巻き込まれ、当該地域がより広範かつ壊滅的な戦争へと追い込まれる危険性もある。
国際労働界は、暴力の連鎖を助長し、平和・正義・多国間協力の基盤を損なう軍事力の行使を一丸となり、拒否している。武力衝突ではなく外交こそが、安全保障と恒久平和への唯一の正当な道である。
様々な産業セクターと大陸で働く何百万人もの労働者を代表する労働組合組織として、我々は国際社会に対し以下を要請する:
- 全ての当事者による軍事力の行使を非難し、紛争がエスカレートすることを防止する。
- 即時停戦と完全な緊張緩和を確保する。
- 外交と対話を優先し、国連によるより強い、調整のとれた取り組みを推進する。
- 国連憲章などの国際法を擁護し、民間人を保護する。
- 学校、病院、職場などの重要な公共インフラを保護する。
- 地域全体における人権、労働権、民主主義的自由、結社の自由を擁護する。
GUFsは、イランと中東地域全体の労働者、独立系労働組合、地域社会への揺るぎない連帯を表明する。権威主義的統治と軍拡の論理によって、労働者が沈黙させられることは余りにも頻繁に起きてきた。労働者の声に必ず耳が傾けられなければならない。イランと中東地域の未来は、外部からの侵略や内部の抑圧から解放された、国民自身によって決定されなければならない。
我々は、紛争が交渉によって解決され、多国間主義が強化され、全ての人々が安全、尊厳、民主主義、平和の中で生活し、働く権利を有する世界の構築に向けたコミットメントを再確認する。
署名団体:
- 教育インターナショナル(EI)
- 国際家事労働者連盟(IDWF)
- 国際公務労連(PSI)
- 国際ジャーナリスト連盟(IFJ)
- 国際運輸労連(ITF)
- インダストリオール・グローバルユニオン
- UNIグローバルユニオン
- 国際食品関連産業労働組合連合会(IUF)
- 国際建設林業労働組合連盟(BWI)
写真提供:ロイター通信社
