2026年3月16日配信
ITFは民間航空インフラおよび労働者を標的とした攻撃の即時停止と国際法の完全順守を求める。
中東・湾岸諸国の空港に対する攻撃が直ちに停止されない限り、多くの民間航空労働者の命が奪われる可能性がある。民間航空インフラへの攻撃は重大な国際法違反だ。既に民間航空労働者と乗客が負傷している。
現在、中東の航空労働者は極めて大きなプレッシャーと危険にさらされながら、運航を維持するために(足止めされている乗客を安全に避難させるためのフライトの運航を含む)昼夜働いている。ITFは、極めて危険かつ不確実な状況の中で職務を遂行する中東の加盟組合の組合員および民間航空労働者と全面的に連帯する。そして、すべての当事者に対し、国際法の尊重、戦争の即時終結、外交的解決への回帰を改めて要求する。
ITF民間航空部会のサラ・ネルソン議長は次のように語った。「航空労働者は、危機が発生した時、他者のために行動するヒーローだ。彼らは地上にいようが、空の上にいようが、常に支援のために駆けつける。しかし、この人為的な危機は容認できるものではない。直ちに終結させなければならない」
「極めて困難な状況の中で空港を維持し、乗客を支援し、安全な運航を確保するために奮闘している、中東全域の航空労働者に連帯する。彼らのプロ意識と勇気が人々の安全を守っている。彼らの献身には最高レベルの安全対策が伴わなければならない。各国政府は、航空労働者と乗客が危険にさらされることのないよう、万全の対策を講じる必要がある」
「航空労働者に対するリスクが高まっている。警戒を怠ってはならない。安全対策に一切妥協せず、すべての乗客と労働者が安心して帰宅できると感じられるようにしなければならない。これは、空の旅への信頼、世界経済、そして国民のために戦うと主張する政府への信頼にとって極めて重要だ。即時停戦、外交、平和へのコミットメントこそ、自国民のためだと主張する政府が進むべき唯一の道だ」
この紛争の影響は、戦場のはるか遠くにまで広がっている。航空会社が刻々と変化する安全保障上の脅威や空域閉鎖、フライトルートの変更、運航の混乱への対応に追われる中、労働者もその連鎖的影響への対応に奮闘している。乗員・客室乗務員は長距離飛行や長時間勤務を強いられ、地上作業員や航空管制官は相次ぐ複雑な変更の管理を強いられている。航空産業全体の労働者がこの危機の重荷を背負っている。
ITFに加盟する民間航空労組は、パイロット、客室乗務員、地上作業員、航空管制官など、300万人以上の労働者を代表している。
ITFおよびITF加盟航空労組は、重要な民間インフラの一部である空港、航空機、航空労働者が軍事行動の標的になってはならないことを強く訴える。乗客および航空輸送を支える労働者の安全は常に最優先されなければならない。
写真:ロイター
