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ITF/ITUC:タイの鉄道労働者の有罪判決は組合活動と結社の自由に対するあからさまな攻撃である

ニュース

 本日、タイ国鉄労組(SRUT)幹部13人に下された有罪判決は、正義とはかけ離れたものであり、労働者の権利に対するあからさまな攻撃だ。これらの指導者は、タイの鉄道の労働条件が安全でないことを明るみするという当然のことをしただけで起訴され、懲役3年の判決を受けた。労働者と乗客の両方にとって、より安全な鉄道を構築しようとする努力は称賛されるべきであり、訴追されるべきではない。

 SRUTのこれらの労働者は、2009年10月にカオタオ駅で脱線事故が発生し犠牲者が出たことを受け、鉄道の安全性を訴える全国的な運動を実施したために、タイ国鉄(SRT)が司法の場で容赦なく追及していた。国家汚職防止委員会(NACC)等の国家当局も執拗な追求を続けていた。

 SRUTの指導者らはスケープゴートにされてきた。タイ国家人権委員会および内部連絡を調査では、事故のは主に原因は機関車両の保守が不十分だったことであるとの結論が出されている。国家当局は、鉄道の安全を維持する当局の能力欠如から国民の目をそらすために、でっちあげの容疑を利用している。

 100人を超える労働者、活動家、組合指導者がバンコク中央汚職不正刑事裁判所に集まり、花束を渡しながら連帯を表明した。

 国家機関のNACCが、正当な組合活動や結社の自由を侵害するために利用されていることは残念でなりません。タイ国鉄とNACCは、SRUTの労働者とその家族の生活を意味もなく破壊させるのではなく、鉄道の安全性向上を目指す彼らの努力を支援すべきだ。

 2017年の最高労働裁判所の判決により、SRUT幹部は、2009年の行動の賠償金計2千4百万バーツ(726,116ドル)をタイ国鉄(SRT)に支払うこととなり、2018年11月分から給与が減額されている。これは、労働者とその家族をまとめて罰しているに等しい。タイ国鉄は今すぐSRUT幹部7人に対する賠償金請求を取り下げ、これまでに支払わせた分を返還すべきだ。また、復職以降、本来受け取っていたはずの賃金・手当を全額補償すべきだ。SRUT幹部13人はこの判決を不服とし、上訴する中で、ITFと国際労働組合総連合(ITUC)は引き続き彼らと彼らの家族を支援していく。

問合せ: Dalila Mahdawi | +44 7702 259612 | media@itf.org.uk  

 

ITFについて:国際運輸労連(ITF)は、世界150カ国、700組合の交通運輸労働者2,000万人以上を組織する民主的な国際労働組合組織です。世界の交通運輸労働者の生活向上や加盟組合のネットワークを通じた国際連帯の促進を目指して活動しています。また、交通運輸産業の雇用、労働条件、安全に関する決定を行う機関において、交通運輸労働者の利益を代表しています。

ITUCについて:国際労働組合総連合(ITUC)は世界最大の労働組合組織です。163カ国・地域の2億7百万人の労働者を代表しています。331のナショナルセンターが加盟しています。

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