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女性のための行動を加速させる

ニュース

国際運輸労連(ITF)は国際女性デーを迎えるにあたり、女性が交通運輸、組合、意思決定のいずれの場においても、その一員であることを再確認する。   

ITFは昨年の大会で、ITF女性委員会25周年を祝った。この25年で得た学びと知恵を活かしながら、ITFは前進を続ける。これまでに築かれた強固な基盤の上に、次の25年、そしてその先に向けて、世界中の女性交通運輸労働者の権利を向上させる決意を新たにする。  

同時に、我々が直面している課題を認識することが重要だ。女性の権利が世界中で攻撃されている。世界の女性はあらゆる形態の差別、暴力、セクハラを受け続けている。  

制度的排除 
女性交通運輸労働者は世界を動かしている労働者の誇り高き一員である。しかしながら、グローバルな交通運輸・ロジスティクスで働く彼女たちの多くが、安定したディーセント・ワークから排除されている。  
 
ITFは女性交通運輸労働者の制度的排除に終止符を打つというコミットメントの下、本日、女性交通運輸労働者のさまざまな経験を基に、制度的排除の原因と影響を可視化し、今後の道筋を示す資料をウェブサイト上で発表する。    
 
ITF女性委員会のメリエム・ハルアニ 議長は次のように述べた。「女性交通運輸労働者が毎日、市民の生活に不可欠な仕事を行っていることに敬意を表す。国際女性デーにおいて、我々は先人たちの功績を讃えるとともに、今我々が直面している課題を認識するために立ち止まる」  

「職場、組合、法制度における、女性に対する制度的排除や暴力と闘い、勝利しなければならない。2025年になってもまだ続いているべきではないが、世界レベルで勝利すべき闘いだ。つまり、労働組合の国際連盟として、共に行動する必要がある。これらの問題を女性だけに任せることは許さない。これらは労働組合全体の問題だ」 

ITFのスティーブ・コットン書記長は次のように述べた。「今年の国際女性デーのテーマは“行動を加速させる”である。女性の権利を擁護・促進し、排除と闘うために、労働組合運動全体としてペースを上げていく。国際労働組合運動の強みは連帯にある。労働組合は地域、地方、産別で団結することで、女性のインクルージョン(包摂)を実現する」 

#ThisisOurWorldToo 

現場の声

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英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-