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アイルランドの港湾  2年間で7件目の死亡事故発生

22 Aug 2019
記者発表資料
ITFは、8月14日にダブリン港のノースドックで発生した、50歳のトラック運転手の死亡事故を受け、アイルランドの港湾労組、SIPTUと共に、法律や規制の実施を通じて、アイルランドの全ての港湾労働者の保護を強化するよう、訴えた。

 ニコラス・コリアー(通称「ニック」)の事故は、ここ2年間にアイルランドの港湾で発生した7件目の死亡事故だ。

 公表された報告書によると、トラック後部に冷凍ユニットを積み込んでいる時に、別の車両が衝突し、死亡したという。

 ITF港湾部会のパディ・クラムリン議長は、アイルランドの港湾荷役会社の責任を指摘し、次のように語った。「荷役会社に労働慣行や労働者の安全衛生を見直すよう求める。労働者と協議しながら、荷役のリスク分析を適宜、実施すべきだ」

 「本来、罰せられるべき者たちを儲けさせるための節約や劣悪な安全慣行のために、労働者の命が奪われることなどあってはならない」

 「だからこそ、業務上過失致死防止法が重要だ。労災死亡者の遺族のために真の正義を追求し、職場の文化・体質の変革を通じて、労災死亡事故の減少につながることが期待される」

 SIPTUのジェリー・ブレナン港湾オルガナイザーは今週、このような悲劇が恐ろしい頻度で発生していることをメディアに語った。

 「建設業界は、約30年前に導入された国家安全資格制度の恩恵を受けてきたが、港湾にはそのような制度が未だに存在しないのは理解できない」

 「我々の港湾がより安全な職場となるよう、必要な対策が講じられるまで、二度とこのような事故が発生しないことを願う」

 アイルランドのヘザー・ハンフリーズ雇用産業技術大臣は、SIPTUとITFからの安全協議の要求に応じた。

 国際的な報告書によると、港湾では毎週1人以上の割合で労働者が死亡しているという。

 ITFは引き続き、業界や政界と協力しながら、このような死亡事故を防ぐための解決策を検討・実施していく。その一つが、業務上過失致死防止法を求める運動だ。この法律が制定されれば、責任を怠る使用者に対して、「安全な職場を確保せず、労働者を死なせた場合は、刑務所行きだ」という明確なメッセージを発信することができる。

 

 

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