Skip to main content

#WDDW21: プラットフォーム企業にルールを守らせよう!

ニュース

ディーセントワーク世界行動デーの今日、ブリュッセルの労働組合は、プラットフォーム企業が労働者の権利を確実に尊重するべきだと欧州委員会に訴えた。

「従業員」と「自営業者」の中間に位置する労働者の「第3の地位」を創出しようとプラットフォーム企業が強力なロビイングを続けていることを受け、欧州労働組合連盟(ETUC)に動員された労働者が、プラットフォーム企業が自分たちに都合のよい法律を作ることで、労働者に犠牲を強いながら「楽に利益を得ること」を許さないよう、欧州委員会に切に訴えた。

ITFに加盟するBTB-ABVV労組や合同フリーランス組合(ACV)もデモに参加した。

欧州委員会は12 プラットフォーム労働に関する指令を発表する予定だ。先月、欧州議会の 圧倒的多数 の議員が、従業員の地位を法的に認定するなど、プラットフォーム労働者の権利を保障することを欧州委員会に求める決議に賛成票を投じた。

一方、カナダでは、カナダ郵便労組(CUPW)が組織した「ギグワーカーの団結」キャンペーンに参加するフードデリバリー労働者たちが、トロント州議会前に 集結し、 ギグワーカーが他の労働者と法の下に完全に同等の保護措置を受けられるよう担保するべきだと政府に訴えた。

ITFはプラットフォーム労働者が完全に平等な権利を獲得できるよう訴えている加盟組合を全面的に支援する。ITFがギグエコノミー企業に求める10原則 は、ギグワーカーが直面する諸問題の根本的原因に対応するためのITFのビジョンの概要が示されている。

 

現場の声

ニュース

LGBT+の労働者は組合に誇りを持っている

 「一人に対する攻撃は全員に対する攻撃だ」 この原則は交通運輸産業の労働者を含む世界中の労働者の運動を何世代にもわたって鼓舞してきた。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、その他クィアの労働者は、労働組合運動において常に重要な役割を果たしてきたが、近年になってようやく、彼らの貢献と彼らが職場で直面している問題が認識されるようになった。  ITF はまず
ニュース

チリの労働運動に大きな打撃

 国際運輸労連 (ITF) はチリの全国鉄道旅客貨物輸送労連 (FNTF) のホセ・ ボニン委員長の死去にショックを受け、悲しみに暮れている。  ボニンは 6 月 20 日未明、列車二台の正面衝突事故の犠牲となった。銅 1,346 トンを積載した貨物列車を運転していた。  初期の報道によると、チリ国鉄 (EFE) の試運転列車と私鉄フェパサの貨物列車が衝突した。  ITF のスティーブ
ニュース 記者発表資料

不透明な船籍ビジネスの代償を払わされる船員

紅海で発生した事件は、「便宜置籍船」の増殖を許すことの危険性を示している。 ITF マリタイム・コーディネーターの ジャクリーン・スミス – アルジャジーラ による報道。 4 月 13 日、イラン・イスラム革命防衛隊の海軍部隊が、ホルムズ海峡でポルトガル船籍のコンテナ船、 MSC アリエス号を拿捕し、乗組員を拘束した。本船はスイスに本社を置くメディタレニアン海運会社が、イスラエルの大富豪エアフ