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LGBT+の労働者は組合に誇りを持っている

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 「一人に対する攻撃は全員に対する攻撃だ」 この原則は交通運輸産業の労働者を含む世界中の労働者の運動を何世代にもわたって鼓舞してきた。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、その他クィアの労働者は、労働組合運動において常に重要な役割を果たしてきたが、近年になってようやく、彼らの貢献と彼らが職場で直面している問題が認識されるようになった。

 ITFはまず、この認識のギャップを埋めることから始めたい。2023年に世界の航空および公共交通産業のLGBT+の労働者の現状に関する独立的な調査を委託した。627日に発表した「交通運輸産業の労働組合とLGBT+の労働者」はこの調査の報告書である。

 ITFのスティーブン・コットン書記長は次のように語った。「世界の労働組合は権利と平等を勝ち取るために、LGBT+の労働者を効果的に支援するための戦略を強化する必要がある。ITFLGBT+の労働者と共に、すべての労働組合に対して、真にインクルーシブで、あらゆる人にとっての安全な居場所となるよう呼びかける」

 この調査にはアフリカ、アジア、欧州、北米、南米のITF加盟組合が参加した。

 「報告書のためにKPTULGBT+の組合員にインタビューを行い、韓国のLGBT+の労働者が職場でコミュニティとしてつながっていることを知ることができた。LGBT+労働者の声をまとめたこの報告書が、私たちの職場をより公平で安全なものにする一助となることを願う」とKPTUのジェンダー平等部長、ミンジン・リーは述べた。

 この報告書は、LGBT+の労働者が実体験から学んだことを示している。労働組合は職場の権利・保護を確保する最善の手段であるが、尊厳やインクルージョンは協約の文言以上のものが求められる。我々は長い道のりを歩んできたが、協約の文言を完全に実施させ、職場や組合で反LGBTやヘイトを許さないために、直ちに着手すべき課題はたくさんある」と客室乗務員組合(CWA)のケトゥラ・ジョンソン国際副委員長は述べた。 

 この調査報告書はITFのウェブサイトからダウンロードできる。

 

問合せ: media@itf.org.uk 

ITFについて:国際運輸労連(ITF)は民主的で加盟組合主導の、世界で最も権威ある交通運輸労働者の組織です。150カ国の組合と連携しながら、労働者の生活向上のために闘い、組合員の権利、平等、正義の実現を目指します。ITFは世界中の交通運輸産業で働く男女16,500人の声を代弁しています。 

 

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