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ITF加盟港湾・船員組合が総会で優先活動を確認

ニュース 記者発表資料

2023124日サンチアゴ発 - 世界150カ国の交通運輸労働者総勢1800万人以上を組織する700の交通運輸労組が加盟する、民主的な国際労働組合組織である国際運輸労連(ITF)は、今週、チリのサンチアゴで港湾・船員関連総会を開催する。

 1249日に開催される、世界最大規模の海事労働者の総会には、世界70カ国の129組合から約300人の代議員が参加し、キャンペーンや共通の問題について議論し、今後の優先活動を確認する。

 ITFのパディ・クラムリン会長兼港湾部会議長は次のように述べた。「労働組合を弾圧するピノチェト政権を生み出した1973年の軍事クーデターから50年。今、ITFがチリの仲間たちと共に国際労働組合運動の一翼を担えていることを誇りに思う」

 「海事労働者には国際協力と連帯の長い伝統がある。これこそが、資本家から労働者へと力をシフトさせ、交通運輸労働者や社会が必要とする産業的・政治的変革を生み出す礎となってきた。海事労働者は世界を動かしている。チリの総会で、我々の団結と決意を固め、交通運輸労働者の声が確実に届くようにする」

 ITF船員部会のデビッド・ハインデル議長は次のように語った。「ITFは今、チリ人船員が内航船で働く権利と、質の高い雇用と持続可能な国家貿易を保障する強固なカボタージュ法を求めて闘っている。

 このような背景で、チリの首都で開催される総会では、世界の海事労働者に影響を及ぼす重要問題や海事産業が直面する課題に対処するための戦略について議論する」  「チリ人船員の雇用についてであれ、労働者の基本的権利についてであれ、深刻化する気候変動への対応についてであれ、組織労働者の声が世界を変えるカギであるこ とを我々は知っている」

 国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)がドバイで開催される中、総会代議員は気候危機にも焦点を当て、労働者 をいかにして公正な移行の中心に据えるかを議論する。

 風力発電大手のØrstedが国際港湾労組(ILA)の職域を認めず、交渉も拒否している問題や、DPワールドがオーストラリアの雇用基準を引き下げようとしている問題も議題に含まれている。

 「世界各地で、資本が手を組んで労働者の権利を攻撃し、民主主義が拠り所とする繁栄とディーセントな生活水準が脅かされている。我々はこれまでも、これらの攻撃と闘い、勝利を収めてきた。今週、世界の海事組合がチリに結集し、再び勝利を収める」

 ITFの船員部会総会、港湾部会総会、公正慣行委員会(FPC)には、以下に関する動議が提案されている。

  • 中南米諸国の船員の雇用およびカボタージュの保護
  • ブラジルおよび世界の船員のための公正な移行
  • AIや自動化に対する海事労働者の権利の保護
  • 世界の海事産業におけるLGBT+の平等とインクルージョン(包摂)の促進
  • 船員全体(カデット、研修生、実習生を含む)の権利強化
  • 船員の権利とフェリーで働く船員の条件の保護とITFアテネポリシーの実施
  •  

問い合わせ: ITF: media@itf.org.uk 

ITFについて:国際運輸労連(ITF)は民主的で加盟組合主導の、世界で最も権威ある交通運輸労働者の組織です。147カ国の組合と連携しながら、労働者の生活向上のために闘い、組合員の権利、平等、正義の実現を目指します。ITFは世界中の交通運輸産業で働く男女2千万人の声を代弁しています。

 

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