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鉄道部会議長

デビッド・ゴベ

 フランス労働総同盟(CGT)鉄道部門国際センター長。1997年にフランス国鉄(SNCF)に採用される。出身地、ブーローニュシュルメールのCGT加盟鉄道労組で貨物運行部長や交通管理部長に就任。パリの理工系専門機関である国立土木学校で交通運輸の修士号を取得。

 CGTで様々な役職を経験した後、2012年のSNCF欧州労使協議会設立時に同協議会事務局長に就任。SNCFグループ労働者の真の連帯を推進、力のバランスをシフトさせ、世界各国のSNCF子会社における様々な争議を解決に導いた。120カ国に25万人の従業員を擁するSNCFグループは、鉄道の他に、バス、メトロ、道路貨物、ロジスティクス等、様々な活動に従事している。

 デビッド・ゴベは、欧州運輸労連(ETF)鉄道部会運営委員として、ETFの運営にも責任を負っている。EUの鉄道労働者の条件向上のための様々な作業部会にも参加している。労働者の権利を破壊する自由市場政策に派生する欧州鉄道パッケージの反対闘争にも従事してきた。

 2018年のITFシンガポール大会で鉄道部会議長に選出された。