
デービッド・ヘンデル
1997年2月に国際船員組合(SIU)財務部長に就任。
2002年8月にITF船員部会副議長に選出される。以降、船内および港湾の保安問題や船員の身分証明書に関する国際プロジェクトについて、米国国土安全保障省(DHS)、ILO、IMOと協力しながら取り組んできた。2004年7月に発効した船舶及び港湾施設の保安に関する国際規則(ISPSコード)については、船員の権利保護に努め、国際団体交渉協議会(IBF)については、ITF代表団の団長を務めてきた。
2006年8月のITF世界大会でITF船員部会第一副議長(任期4年)に選出された後、2010年8月のITF世界大会でITF船員部会議長に選出され、アメリカ人としては二人目のITF船員部会議長となる。2014年8月のITF世界大会で再選。
1973年、米メリーランド州のパイニーポイントにあるSIU関連研修施設の新人船員対象プログラムを卒業後、SIUに加入。外航船のエンジン部門に機関士として乗船していたが、1980年に陸に上がり、出身地のニューオリーンズで警備員として働いた。SIUでは、フィラデルフィアおよびバルチモアのSIUホールで警備員として勤務したほか、フィラデルフィアのホールでポート・エージェントとして勤務した。メキシコ湾岸地域副委員長も務めた。
2015年、米貿易政策交渉労働諮問委員に任命された。