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カナダ初の完全電動タグボート - 気候変動対策に労働者と先住民が関与

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 2023年8月14日(ロンドン) - 間もなく運行が開始されるカナダ初の完全電動タグボートは、労働者、先住民、企業が協力して気候変動対策に取り組んだ一つの事例だ。

 カナダのITF・FOCキャンペーンコーディネーターのピーター・ラヘイは、持続可能な交通運輸とハイスラ族の雇用創出の両方に資する、ILWU第400支部のこの取り組みについて次のようにコメントした。

 「十数年前、キティマトでLNG燃料タグボートがまだ噂に過ぎなかった頃、ILWU第400支部海事部は将来のタグボートの雇用は先住民たちのものであることを直ちに認識した。そして、連帯と「一人に対する攻撃は全員に対する攻撃だ」の精神の下、先住民の雇用確保に務めた。

  まずは、先住民が北米西岸の最初の船員だったという認識からスタートした。そして、海運関係の組合規約の改正を実施した。その後、キタマアト村を訪れ、ハイスラ族と和解に向けて次のステップを協議した。これらの取り組みはすべて、シースパン社が独自の活動を開始する前に始めたもので、我々組合員全員が誇りとしているものだ」

左の写真​ ハイスラ族のILWUカナダ第400支部組合員:クレイグ・ウィンザー、エドワード・ロスと、ブラッドリー・ウィンザー、クリスチャン・クロス、エドモンド・スミス(写真:クレイグ・ウィンザー)  右の写真 ハイシー・ワミス号の前に誇らしげに立つILWUカナダ第400支部執行部:ジギー・マンガット財務部長、ジェイソン・ウッズ委員長、ピーター・ラヘイITFコーディネーター

 ILWUはシースパン社が関与する前から本件に取り組んでいたが、両者はすぐに同じ結論 - ハイスラ族の伝統的領海で操業するタグボート事業にはハイスラ族が関与すべきであり、この事業への投資は気候変動対策の最先端を行くものとすべきだ - に達した。

 長年にわたる関係者の努力の末、先月、ハイシー社のバッテリー式電動タグボートの進水式が行われ、ILWU第400支部のジェイソン・ウッズ委員長とジギー・マンガット財務部長が立ち会った。

  ハイシー・ワミス号(IMO 9942964、全長28.4メートル、131トン)は、キタマアトに聖域を求めた最初の祖先、ワミスにちなんで命名された。キティマト港のLNGカナダプロジェクトの新輸出施設で稼働する。乗組員は全員、ハイスラ族のILWU組合員だ。

  LWUのジェイソン・ウッズ委員長は次のように語った。 「ハイシー・ワミス号を歓迎する。だがそれ以上に、シースパン、先住民、ILWUのパートナーシップの新たな門出を歓迎する。我々は誇り高き船員であり、皆、仕事、連帯、家族・地域社会・国への貢献を誇りに思っている」

 欧州運輸労連タグボート委員会のジャック・ケルクホフ議長はILWUカナダの取り組みを称え、次のように語った。「LNGターミナルが大規模な雇用を創出する可能性があることを早くから認識し、ハイスラ族の権利を認識したILWU第400支部に脱帽する。 ILWUはキタマアトのハイスラ族の船員にディーセントな賃金・雇用を確保するために、10年前にハイスラ族との協議を開始した。先住民と気候変動対策の両面での正義の追及において世界をリードするILWUカナダとハイスラ族に敬意を表する」

 ケルクホフ議長は、世界の炭素排出量の3%は海運業に起因しており、地球温暖化を抑制するためには、従来燃料からの転換が急務であると指摘する。 「ハイシー・ワミス号は気候変動対策の良い事例だ。ILWUが地域社会と手を取り合い、柔軟な姿勢のタグ会社と協力することで、大きな成果を出すことができた。ILWUとハイスラ族は自分たちが生み出した成果を大いに誇りに思うべきだ」

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