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ウクライナ人船員の未払い賃金回収とサンセバスチャンからの本国送還を目指すITF

ブラジルのサンセバスチャンとウクライナの首都キエフは11,086キロ離れている。 ITFインスペクターのレニアルド・デフレイタスは未払い賃金を回収した上で、この11,000キロメートルを超え、16人のウクライナ人船員を家族のもとに帰すために奔走している。。 この16名はパナマ籍船のスラカネ号の乗組員で、本船はサンセバスチャン海峡に 3 週間以上係留されている。船員は家に帰ることを希望しているが
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舵を失った船-マニラ湾沖で遺棄されたタンカー乗組員

 スペイン籍のセラノヴァ号( IMO 9268394 )の乗組員15人は、本船がマニラ湾沖に係留したまま遺棄されている。本船には舵、食料、飲料水、電気、照明、Wi-Fi、冷蔵庫、GPS、防犯灯、安全灯もない。   乗組員らは、携帯電話の電池残量が少なくなる中、緊急支援を求め続けている。本船の燃料、ディーゼルオイル、食料、飲料水、医薬品は残り僅かとっており、乗組員の命が危険にさらされている。  
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モザンビークでケニア人船員を救助

 EU向けの船舶、ニナ号に乗り組むため、2019年8月にタンザニア経由でペンバ(モザンビーク)に向かっていたケニア人船員10人をITFが救出した。   途中、本船に技術的な問題が発生し、10人は4か月間、乗船契約を締結しないまま、また、適切な食料も与えられないまま船内に放置された。彼らがイラン船主に連絡を取ろうとしたところ、殺すと脅迫された。  
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ITFインスペクター、奴隷労働に抗議するイベントに参加

リバプール、北西イングランド、ウェールズを管轄するITFインスペクターのトミー・モロイが英国のリバプールで行われた現代の奴隷労働に抗議する大きなイベントに参加した。 マージーサイド州に所在する海事・国際奴隷博物館において、英国国境隊が主催した2日間のイベントは、英国の反奴隷制度の日を記念して行われ、現代の奴隷労働の犠牲者の講演の他、慈善団体、非政府組織、ITFなどの代表者の講演も行われた。 モロイ
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船員支援のITFコンタクト・ネットワークがアジア太平洋地域にも

  困難を抱えた船員を支援するための ITF コンタクト・ネットワークがアジア太平洋地域にも整備され、バングラデシュ、カンボジア、マレーシア、ミャンマー、パキスタン、パプアニューギニア、ソロモン諸島、タイがカバーされることになった。   近年、 ITF のインスペクターやコンタクト(連絡窓口)が存在しない国からの船員の支援要請が増えている。現地の政治状況や海事当局の能力等のさまざまな要因から