Skip to main content

モロッコで巨大地震発生 ー ITFが連帯を表明

ニュース 14 Sep 2023

 9月9日配信

 マラケシュ(モロッコ)の西75キロを震源地とするマグニチュード6.8の地震が発生し、少なくとも820人が死亡、数百人が負傷した。建物は損壊し、多くの人々が安全を求めて避難している。

 地震は8日の現地時間2311分に発生、その19分後にマグニチュード4.9の余震が続いた。モロッコ内務省によると、この地震により、アル・ハウズ、マラケシュ、ワルザザート、アジラル、チチャウア、タルーダンの各州・自治体で死者が出ている。また、家屋の瓦礫の下敷きになった家族もいる。

 ITFのパディ・クラムリン会長は次の通りコメントした。「ITFはモロッコの人々に連帯する。多くの人命の損失と甚大な被害を目の当たりにし、打ちのめされている。ITFは加盟組合と共に、救援そして復興に向けた活動を支援していく」

 ITFのスティーブン・コットン書記長は次のように述べた。「私たちの思いはモロッコの人々とともにある。今朝、モロッコの仲間たちに連帯のメッセージを伝えた。この壊滅的な事態を通じて、モロッコの組合との絆を強化し、可能な限りのあらゆる支援を行う」

 46ITF大会は20241013日~19日にマラケシュ(モロッコ)で開催される。

現場の声

ニュース 08 May 2024

労災の犠牲者を追悼し、今を生きる労働者のために闘う

 毎年 4 月 28 日に世界中で記念される「労働者追悼の日」(または「労災犠牲者追悼記念日」)は、労災で死亡、負傷、または体調不良となった労働者を追悼し、行動を起こす世界的な記念日である。  最近、アプリを利用したデリバリーのライダー(配達員)が増加しているが、彼らの中には休憩を与えられず、危険な天候の中で働かされている者もいる。先週スペインで 1 人のライダーが死亡したが
ニュース 08 May 2024

トルコの港湾労働者は我々の支援を必要としている

トルコのブルサ近郊のボルサン港で働く港湾労働者が、港湾所有者のボルサン・ロジスティクスから、自らが選んだ組合に加入したことを理由に攻撃されている。 港湾労働者の 70 %以上が、 3 月に ITF 加盟組合のリマン・イシュ労組に加入した。 すると、ボルサン港の経営陣は、組合に加入したことを理由に港湾労働者 6 人を解雇した。 これに対し、組合は港で 4 日間の抗議行動を実施し、港湾を閉鎖した。
ニュース 07 May 2024

ITFとウーバーが配達員のためのグローバル安全憲章を制定

2024年4月25日配信 新たな合意の下で社会的対話を継続する ITF とウーバーが配達員のための安全憲章を制定した。 これにより、ウーバーは世界 1 万1千以上の都市の何百万人もの配達員の安全衛生の拡充にコミットする。 また、 ITF とウーバーは世界中のドライバー・配達員の労働条件向上に関する社会的対話を継続するために、両者の覚書を更新した。 これは、2年以上にわたる両者の協力により