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マレーシア航空は客室乗務員組合との交渉を再開せよ

ニュース 28 Jul 2020

ITFに加盟するマレーシア客室乗務員全国労組(NUFAM)はマレーシア航空の客室乗務員を組織している。同社は長らく、キャビン・スーパーバイザーは従業員ではなく経営者であり、組合には加入できないという主張を堅持してきた。

今回の連邦裁判所の判決により、『キャビン・スーパーバイザーの労働権』に異議を唱えようと、あらゆるレベルの裁判で会社が延々と展開してきた主張に終止符を打つことができる。現在、マレーシア労働組合会議(MTUC)などの複数のグループが、キャビン・スーパーバイザーを代表する団体交渉相手として、NUFAMを直ちに承認するようマレーシア航空に求めている。

ITFの空港組織化プログラムのコーディネーターを務めるエリン・バン・デ・マーは次のように述べた。「コロナ禍のさなか、労働者が組合に加入し、団体交渉を 行うことはこれまで以上に重要性を増している。この数か月、旅客数の減少により、世界中の航空産業が事実上、崩壊するのを目の当たりにしてきた。直近のこのNUFAMの勝利は、東南アジアの航空労働者が将来の生活を守るために反撃し、成功を収めた新たな事例ということができる」

現場の声

ニュース 08 May 2024

労災の犠牲者を追悼し、今を生きる労働者のために闘う

 毎年 4 月 28 日に世界中で記念される「労働者追悼の日」(または「労災犠牲者追悼記念日」)は、労災で死亡、負傷、または体調不良となった労働者を追悼し、行動を起こす世界的な記念日である。  最近、アプリを利用したデリバリーのライダー(配達員)が増加しているが、彼らの中には休憩を与えられず、危険な天候の中で働かされている者もいる。先週スペインで 1 人のライダーが死亡したが
ニュース 08 May 2024

トルコの港湾労働者は我々の支援を必要としている

トルコのブルサ近郊のボルサン港で働く港湾労働者が、港湾所有者のボルサン・ロジスティクスから、自らが選んだ組合に加入したことを理由に攻撃されている。 港湾労働者の 70 %以上が、 3 月に ITF 加盟組合のリマン・イシュ労組に加入した。 すると、ボルサン港の経営陣は、組合に加入したことを理由に港湾労働者 6 人を解雇した。 これに対し、組合は港で 4 日間の抗議行動を実施し、港湾を閉鎖した。
ニュース 07 May 2024

ITFとウーバーが配達員のためのグローバル安全憲章を制定

2024年4月25日配信 新たな合意の下で社会的対話を継続する ITF とウーバーが配達員のための安全憲章を制定した。 これにより、ウーバーは世界 1 万1千以上の都市の何百万人もの配達員の安全衛生の拡充にコミットする。 また、 ITF とウーバーは世界中のドライバー・配達員の労働条件向上に関する社会的対話を継続するために、両者の覚書を更新した。 これは、2年以上にわたる両者の協力により