Skip to main content

トルコ航空経営は交渉のテーブルに戻れ

ニュース 07 Aug 2020

 Hava-İşは柔軟かつ建設的な姿勢で交渉に臨んでいた。回復力をつけ、痛みを伴うが必要不可欠な措置を組合員に受け入れさせるための強力な基盤を築くためだった。

 しかし、そのわずか2日後に、経営側は現状を利用し、当初の約束を反故にして、厳しい譲歩を要求してきた。

 この日和見的な行動に対し、Hava-İş執行部は、労使対話を通じて築かれた信頼の風土が労使合意を経て決定された対策の効果的実施に不可欠であることを強調する声明を出した。

 すると、経営側は組合との交渉を一方的に打ち切った。トルコ航空史上、最も不安定な将来に直面することとなった労働者は、当然ながら怒りと落胆の念を抱き、裏切られたと感じている。

 ITFのガブリエル・モチョ・ロドリゲス民間航空部長は次のようにコメントした。「ITFは、世界中で進行しているコロナ危機に対して、人間中心のアプローチを推奨している。特に、国際労働基準の尊重は非常に重要だ。労使対話や職場の協力の文化につながるからだ。トルコ航空経営はHava-İşとの交渉のテーブルに戻り、誠実に対応することを求める。これは、労働者や組合を保護するためだけではない。約束を破ることはビジネスにとっても良くないことだからだ」

 

現場の声

ニュース 08 May 2024

労災の犠牲者を追悼し、今を生きる労働者のために闘う

 毎年 4 月 28 日に世界中で記念される「労働者追悼の日」(または「労災犠牲者追悼記念日」)は、労災で死亡、負傷、または体調不良となった労働者を追悼し、行動を起こす世界的な記念日である。  最近、アプリを利用したデリバリーのライダー(配達員)が増加しているが、彼らの中には休憩を与えられず、危険な天候の中で働かされている者もいる。先週スペインで 1 人のライダーが死亡したが
ニュース 08 May 2024

トルコの港湾労働者は我々の支援を必要としている

トルコのブルサ近郊のボルサン港で働く港湾労働者が、港湾所有者のボルサン・ロジスティクスから、自らが選んだ組合に加入したことを理由に攻撃されている。 港湾労働者の 70 %以上が、 3 月に ITF 加盟組合のリマン・イシュ労組に加入した。 すると、ボルサン港の経営陣は、組合に加入したことを理由に港湾労働者 6 人を解雇した。 これに対し、組合は港で 4 日間の抗議行動を実施し、港湾を閉鎖した。
ニュース 07 May 2024

ITFとウーバーが配達員のためのグローバル安全憲章を制定

2024年4月25日配信 新たな合意の下で社会的対話を継続する ITF とウーバーが配達員のための安全憲章を制定した。 これにより、ウーバーは世界 1 万1千以上の都市の何百万人もの配達員の安全衛生の拡充にコミットする。 また、 ITF とウーバーは世界中のドライバー・配達員の労働条件向上に関する社会的対話を継続するために、両者の覚書を更新した。 これは、2年以上にわたる両者の協力により