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組合の構築

ITFの目的は、交通運輸労働者の力を構築、強化することです。

組合の構築」とは、労働者の力の構築というITF全体の目的を支えるためのオルグ、交渉、キャンペーン能力に加え、持続可能な組織としての能力を備えた民主的で力のある組合を構築することです。

我々の活動

組織としての能力が高い組合は、執行部が効率的で、透明性の確保された、持続可能な組合運営を行うことができます。また、組合運営の一環として、ジェンダーの意識啓発や指導者の養成も行うことができます。このような執行部は、オルグや交渉能力を向上させ、組合員を積極的に動員し、自分たちの利益のために闘うことができるのです。

労働者の力の強化を目指すITFの戦略を支える、「組合の構築」プロジェクトは、各部会・地域・部署の活動の一環として計画され、ターゲットとする組合を戦略的に選択しています。組合が存在しないところに新たな組合を設立したり、既存の組合をより強化したり、小規模組合を統合して、より大規模な強力な組織にしたりしています。

プロジェクトとサポーター

TFの活動は、シンガポール大会の決定事項に基づいて実施されています。

シンガポール大会では、「組織人員を拡大し、活性化する」「革新的な運動(キャンペーン)展開」「グローバルおよび地域レベルの政策に影響を及ぼす」の3つの戦略的方向性が確認されました。4つのレバーも引き続きITFの活動の基盤となっています。

全てのプロジェクトは、明確な目的をもって、厳しい管理体制の下に実施されています。中南米、アフリカ、アラブ、アジア太平洋地域で実施されているこれらのプロジェクトは、ITFのほぼ全ての産別部会、女性部、青年部の活動を支えています。

「組合の構築」プロジェクトの多くは、ITFのパートナーであり、以下に紹介する労働組合連帯支援組織の支援の下に実施されています。

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現場の声
現場の声

私たちに影響を与える問題や、労働者の生活と未来の向上を目指す私たちの活動に関する最新ニュースをお届けします。

ニュース 08 May 2024

労災の犠牲者を追悼し、今を生きる労働者のために闘う

 毎年 4 月 28 日に世界中で記念される「労働者追悼の日」(または「労災犠牲者追悼記念日」)は、労災で死亡、負傷、または体調不良となった労働者を追悼し、行動を起こす世界的な記念日である。  最近、アプリを利用したデリバリーのライダー(配達員)が増加しているが、彼らの中には休憩を与えられず、危険な天候の中で働かされている者もいる。先週スペインで 1 人のライダーが死亡したが
ニュース 08 May 2024

トルコの港湾労働者は我々の支援を必要としている

トルコのブルサ近郊のボルサン港で働く港湾労働者が、港湾所有者のボルサン・ロジスティクスから、自らが選んだ組合に加入したことを理由に攻撃されている。 港湾労働者の 70 %以上が、 3 月に ITF 加盟組合のリマン・イシュ労組に加入した。 すると、ボルサン港の経営陣は、組合に加入したことを理由に港湾労働者 6 人を解雇した。 これに対し、組合は港で 4 日間の抗議行動を実施し、港湾を閉鎖した。
ニュース 07 May 2024

ITFとウーバーが配達員のためのグローバル安全憲章を制定

2024年4月25日配信 新たな合意の下で社会的対話を継続する ITF とウーバーが配達員のための安全憲章を制定した。 これにより、ウーバーは世界 1 万1千以上の都市の何百万人もの配達員の安全衛生の拡充にコミットする。 また、 ITF とウーバーは世界中のドライバー・配達員の労働条件向上に関する社会的対話を継続するために、両者の覚書を更新した。 これは、2年以上にわたる両者の協力により
ニュース 記者発表資料 07 May 2024

世界海事産業の汚点:遺棄された悲惨なミドルイースト・マリン号の船員たち

国際運輸労連( ITF )は、ミドルイースト・マリン社が 100 人以上の船員の権利を組織的に侵害し、遺棄した、最悪の事態を避難する。 ITF はアラブ首長国連邦政府とパラオ海事局に対し、船員の苦しみをなくし、国際海事法および人権法を守るために行動するよう求めている。 2022 年 11 月以降、 ITF は、バングラデシュ、インド、モルディブ、スリランカで、 18 隻 17
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