Skip to main content

アビアンカ航空は組合攻撃をやめろ!

ニュース 記者発表資料 22 Jul 2019

 コロンビア民間航空労組(ACDAC)は、長期化する労使紛争をめぐる盗聴容疑でアビアンカ航空が刑事捜査の対象となる一方、司法の場で攻撃を受けている。アビアンカ航空が起訴された場合、経営陣は刑事罰に処される可能性があるが、その前に組合解散命令が下されれば、ACDACの運動は大幅に弱体化するだろう。

 アビアンカ航空は数年前から、公正な賃金と労働条件を求めるACDACの正当な要求を回避しようとしてきた。20179月、ACDACのパイロットらは、労使交渉の行き詰まりから、ストを実施したところ、この基本的な権利行使に対して、政府や司法から抑圧を受けた。

 201710月、コロンビア最高裁判所は、ILOの助言に反し、航空部門を不可欠公共サービスとし、ACDACのストを違法と判断した。これにより、アビアンカ航空が組合活動家に懲戒処分を下したり、解雇したりする道が開かれた。一方、ACDACILO結社の自由委員会に提訴した。

 現在、アビアンカ航空はACDACを解散させるために、違法な手段で争議を解決させようとしたり、経営陣に対する捜査を妨害しようとしたりしている。ITFはアビアンカ航空のこのような行為を激しく非難するとともに、アビアンカ航空の抑圧的な戦術を認識するよう裁判所に訴えている。

 ACDAC723日(火)までに裁判所に反論し、7月末には判決が下されることになっている。ITFは、基本的権利を行使し、腐敗した経営と闘うACDACを支持している。

 スティーブン・コットンITF書記長は次のように述べた。「自由な労働組合活動を抑圧する経営と闘うコロンビアの仲間を支援する。アビアンカ航空がACDACを攻撃するのは、自身に対する刑事捜査から目をそらせようとしているからに過ぎない」

 「自ら犯した過ちの結果を恐れ、組合を合法的に解散させることができるなど、あってはならないことだ。裁判所はアビアンカ航空の要求を拒否し、刑事捜査を継続させるべきだ」

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース 記者発表資料 15 Feb 2024

ILAの職域闘争勝利を祝う

 北米東岸港湾の労働組合である国際港湾労働者協会( ILA )が、ニューロンドン(米コネティカット州)のオーステッド社洋上風力発電事業をめぐる職域闘争で勝利したことを歓迎する。  ITF のパディ・クラムリン会長は次のように語った。 「これは ILA 、 ILA 第 1411 支部、そして ILA 組合員全員にとっての記念すべき勝利だ」「揺るぎない連帯と戦略的行動に支えられた 8 カ月間の闘争は
ニュース 14 Feb 2024

インドネシアで違法解雇された空港労働者が勝利

Gebuk 労組は、航空ケータリング会社アエロフード・ケータリング・サービス・インドネシアにコロナ禍で違法解雇された労働者に補償金を支払うことを約束させ、組合員のために大きな勝利を確保した。 ITF 加盟のインドネシア空港労連( FSPBI )に加盟 する Gebuk 労組は、ジャカルタ空港で働く航空ケータリング業務委託企業の労働者組合だ。 同労組は 2 月 6 日に大規模デモを行ない
ニュース 13 Feb 2024

ITF会長の2024年に向けたメッセージ

ITF に加盟する交通運輸労組の皆様 2024 年:ますます機能不全に陥りつつある世界で、私たちが直面する課題は解決しないまま、また新たな年が明けました。私たちは、使用者に職場で説明責任を果たさせること、安全を構築すること、環境の持続可能性を構築すること、付加価値を高め、価値を奪うことのないサプライチェーンを構築すること、労働者から賃金を奪ったり