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現場組合員の活性化

 

民主的かつ大規模な国際労働組織としての力の活用

現場組合員の活性化とは、交通運輸産業において唯一の大規模な世界的かつ民主的な労働組合組織としての力を活かし、この力を政府や使用者に示すことである。

組合の組織率は高いものの、業界の構造上、グローバルネットワーク化されている度合いが低い鉄道産業等では、現場組合員の活性化が特に重要だ。

交通運輸産業には、運転士、公共交通労働者、航空労働者、船員等、大規模な労働力を必要とする部門が数多く存在する。交通運輸産業の組合として、戦略的なターゲットに注目するだけでなく、動員力を高め、労働者の権利のために闘う力の強化を目指す。

事例: インド鉄道の青年労働者の動員
全インド鉄道員連盟 (AIRF)はインド国鉄労働者110万人を組織している。AIRFの組合員の約3割が35歳以下だ。AIRFは現在、大きな課題に直面している。鉄道民営化が実施されれば、PPPや外国直接投資がインド鉄道で初めて行われる可能性がある。

貨物専用鉄道への大規模投資は、AIRFが中核としてきた旅客部門から、貨物部門へのシフトが行われることを意味する。

これらの課題に対応し、組合を改革するために、AIRFは青年労働者に注目している。2017年~2018年、オルグやキャンペーン技術に関する青年対象の研修プログラムを実施する。このプログラムを通じて、青年労働者168人が研修を受ける予定だ。トレーナー(指導者)の養成に主眼が置かれているため、今後、継続的に活動家が養成される見込みだ。

我々は青年労働者の基盤を強化し、今後の課題に備えなければならない。AIRFは民営化に対する新たな戦略を必要としている。公正な交通運輸システムの実現のために闘うことのできる活動家が組合のあらゆるレベルで求められている。シバ・ゴパル・ミシュラAIRF書記長

事例: 空港全体の組織化
アムステルダムのスキポール空港は、65,000人の労働者を有する世界で最も混雑した空港の一つだ。ITF加盟FNVは、スキポール空港を組織化のターゲットとし、同空港の主な職種(グランドハンドリング、エアライン、清掃、保安等)で組織化、組合活動を強化している。スキポール空港の労働条件は、ここ数十年の間に大幅に悪化している。

スキポール空港のように大規模で複雑な職場の基準引き上げは容易ではない。しかし、FNVは空港全体の基準引き上げを戦略とした。空港における組合の力を強化するためには、あらゆる職種の大勢の労働者を動員することが不可欠だと考えていたからだ。FNVは、職種ごとに具体的な目標を設定する手法を取った。最近では、保安員の立ち時間の削減を勝ち取った。一方、空港全体の労働者に影響を及ぼす問題(雇用問題等)についても、活発に運動を展開している。空港全体の正規労働者の割合を8割以上にすることを目標に、現在も運動を継続している。

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